【富良野駅 / 夜の散歩】へそ歓楽街とすずらん通り
この散歩の動画

訪問日:2025年7月12日(土)
※写真・本文は訪問時点の様子である。
北海道をほぼ一周する旅のスタートとして、フェリーに乗って18時間かけて苫小牧市に上陸した。ここから、北海道をぐるりと巡る旅が始まる。今回の撮影はこの日が最終日である。翌日は東京へ戻るための移動日だった。
帯広市から富良野市へ移動してきた。富良野といえばラベンダー畑が有名だが、この旅では最後まで畑を見ることはなかった。街に入ると観光客の姿が目に入る。北海道内だけでなく、全国各地のナンバープレートも見かける。ただ夜になって街に出ると、観光客の数はぐっと減り、静かになる。
ある世代以上にとっては、ドラマ『北の国から』の印象が強い町でもある。ドラマにたびたび登場した「へそ歓楽街」は、今も当時の面影を残している。この夜はJR富良野駅の駅前から歩き、細い路地のへそ歓楽街、すずらん通りのあたりまで回った。午後7時41分、空はまだ青い。
駅舎の壁には「富良野駅」と大きくある。軒には青い電飾が続き、立て看板には「ふらの」「FURANO」と読める。駅前の歩道に人はほとんどいない。
駅周辺の様子

駅の脇に回ると、木目の建物の窓に夕焼けが映っている。奥の覆いのある歩道にも同じ青い電飾が並び、街灯が点き始めている。車は見えるが、歩く人は少ない。

交差点の信号は赤である。左の二階には「みどりや釣具店」の看板。軒下には「たばこ」と「地酒」の明かりがあり、入口は開いている。向かいの「ツルハドラッグ」は明るく、入口付近に人が集まっている。奥には山の稜線が残っている。

歩道はレンガ敷きである。右側の店先にはラーメンののぼりが立ち、暖色の明かりが路面に落ちる。車道には白いバンと停車中の車。奥には「しんきん」の縦看板が見える。店の明かりのわりに、人の間隔は空いている。

角には丸太を組んだ小さな小屋があり、中で緑色の公衆電話が灯っている。手前は黄色いガードレールと点字ブロック。奥の通りに看板は見えるが、この角自体は静かである。

細い路地に入ると、そこがへそ歓楽街である。手前にガスボンベが二つ置いてある。白い看板には「パブ・スナック」「ニューラベンダー」とある。ピンクの看板も並び、奥では白いシャツの人が立ち、タクシーのヘッドライトが路地を照らしている。駅前の広い通りとは違い、飲み屋の密度はこの路地にある。

赤い電飾の店先では、三人が話している。ガラス戸の内側から一人が手を挙げ、歩道の二人はこちらを向いている。窓には「DISCPARTY」と2025年夏の日付が入ったポスターが貼ってある。通りの奥は街灯と駐車した車で、人のまとまりはこの店先にある。

「すずらん通り」のアーチが空にかかっている。文字は読めるが、その下の路面は暗い。奥の通りに人影は見えず、右側の建物も閉まっている。

アーチの内側は、左右のシャッターが下りている。街灯が一本、路面を白く照らす。右側には自販機と小さな看板が残るが、歩いている人はいない。突き当たりに赤い灯が一つ見える。

通りを戻ると、アーチ手前の交差点に人が集まっている。電柱にもたれる白い服の人、歩道で立ち話をする数人。こちら側から見ると「すずらん通り」の文字は赤く灯っている。通りの中は静かで、人は入口の交差点にいる。観光客の多い昼の印象とは違い、夜の駅前は明かりのある店と暗い通りが隣り合っている。
富良野駅の周辺を歩いた動画
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