【舞鶴・東舞鶴】夜の街を歩く|駅前商店街と敷島通り
この散歩の動画

訪問日:2025年10月5日(日)
※写真・本文は訪問時点の様子である。
神戸の実家へ帰るため関西を巡る途中である。大阪から北上し、日本海側の舞鶴市まで来た。人口は73,046人(2025年国勢調査)。かつては軍港として栄え、いまは海上自衛隊の主要基地が置かれる街だ。太平洋戦争の終結後は、旧満洲や朝鮮半島、シベリアなどから引き揚げてくる人々が日本に上陸する港でもあった。呉・横須賀・佐世保のあとに訪れる念願の舞鶴で、台風の影響を心配したが大きな問題はなく歩けた。午後6時52分、JR東舞鶴駅の入口に立つ。
市街地には立派なアーケード商店街がある。日曜日ということもあってか、歩く人は少ない。ケーズデンキの前を抜け、庇の続く歩道からアーケードへ入る。飲み屋の提灯は点いているが、シャッターが多く、少し寂しい。敷島通りの標識を見てから、駅前へ戻った。
駅周辺の様子

青いJRの看板が入口を照らす。手前の広場は暗く、落ち葉が足元に残る。ここから歩きはじめる。

木の案内板に舞鶴引揚記念館と、平引揚桟橋の文字。コインロッカーの案内が頭上に下がる。太平洋戦争が終わった1945年、海外に残された日本人は約660万人ともいわれる。各地に引揚港が設けられ、舞鶴港もその一つになった。1945年10月7日に第一船「雲仙丸」が入港し、1958年9月7日の最終船「白山丸」まで約13年間、延べ346隻・およそ66万人がここで上陸した。1950年以降は国内唯一の引揚港でもあった。駅の案内が指す記念館は字平にあり、その史実を伝える施設だ。

駅前にケーズデンキがある。白い壁に保証や携帯の横断幕。入口前に二人の影。家電量販店の明かりが、広場を白く抜く。

左に赤提灯と480円の電光。右は暗い車道、柱の先に自転車。閉店したシャッターと、点いた店が交互に続く。

カーブした白い庇の下に白い灯りが奥へ続く。左に駐車場、右の店先に SALE の赤い文字。通りはほとんど空いている。

「年金のお受け取りは 郵便局・ゆうちょ銀行へ」の緑のぼり。赤いポスト、奥に歩道橋。駅前の生活動線がそのまま残る一角だ。

管理物件の張り紙がシャッターに貼られ、末広精肉店の文字が残る。バス停の丸い標識、足元の石に小さな灯り。夜の歩道は長い。

飲み放題ののぼりと、閉まったシャッターが並ぶ。丸い灯りだけが奥へ続き、歩く人はほとんど見えない。

黄色い柱に赤い止まれ。頭上の丸い灯りが一直線に奥へ落ちる。銀の車が一台、静かな屋根付きの道にいる。

柱に「敷島通り」の金属板。点字ブロックの先へ、小さな灯りが並ぶ。車のテールランプが遠い。商店街から一本外れた空気だ。

駅の明かりと、交番前の白い警察車両。木の幹が手前を遮り、銀の車が路肩に停まる。夜の歩きを、駅前の広場で閉じる。
東舞鶴駅の周辺を歩いた動画
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